2018年10月17日水曜日

ダブルヘッダー第2試合

さあいよいよ第2試合の始まりです!
昨年座学で取り組んだ環境セミナー、今年はフィールドワーク!
学校近くの山へいざ出発!

向こうに見えるのは
西谷小中学校
同じ敷地に建っています
グランド・校舎はそれぞれありますが
校舎は連絡通路でつながっています
ファミリー感たっぷりの学校です
全校生徒39名!
全員の活動です
ええ感じや
私は思います
 
歩いて5分
県有林
里山整備事業区域内
ナラ枯れ対策のシールが巻いてあります
 
ナラ枯れの原因
カシノナガキクイムシ
移動するのを防ぐために巻かれたもののようです
 
ナラ枯れの原因と
里山について説明を行っています
人によって利用されているのが
里山
今は放置林ですね
 
もう少し進むと竹林化した山
山に竹が勢力を伸ばしています
本来、竹の利用率は高く
農家の宝物だったそうな
今は・・・
 
生徒が見つけた
ナラ枯れ対策シートの裏側(はがれていて見えた)
どうやら脱出しようとしたカシナガノナガキクイムシが
出られずに粘着シートにとらえられたようです
 
少しは効果がある⁇
 
キクバヤマボクチの葉
花はもう少し
ボクチ=火口
花の後の綿毛を火種に使ったとか
ガマも同じ
 
危ない!カエンタケ?
いえいえ
ベニナギナタタケです
カエンタケは死んでしまうほどの猛毒
触るだけでも・・・
しかし、このベニナギナタタケは食べられるというから
キノコは奥深い
うまいかどうかは別
 
これは
カンサイスノキ
葉っぱをかむと
お口がすっきり?
好みはあります
自然のものですから
すごく美味しいものはなかなか
 
里山再生ということで
この場所
放棄田・里山再生をしているグループがあります
今年はお米もできたようです
素晴らしい!
「やまもり山里」さんかな?
にしたによいしょ
でも紹介されています
一緒に活動するのも面白いと思いますよ
もちろん丸山湿原も大歓迎
 
昨日の下見の時確認した
アサギマダラ
フジバカマの蜜がクローズアップされますが
キセルアザミから吸蜜
近くには
フジバカマそっくりの
サワヒヨドリも多数咲いていました
これも好きな蜜の一つです
どこまで旅をするのでしょうか?
番号はなし!
 
ギンリョウソウモドキ
ギンリョウソウ(ユウレイタケ)は春
丸山でもよく確認されます
こちらは枯れ姿の
ギンリョウソウモドキ
別名アキノギンリョウソウ
葉緑素なし
完全寄生
菌従属栄養植物です
ギンリョウソウは
枯れると消えてしまいすが
こちらはしっかりと枯れ姿を残します
なんでやろ?
 
種の運び屋は昆虫
どうやって運ぶかは調べましょう
 
すぐ近くは田園風景
すごく身近に知らない場所が
昔の水の苦労や
作業の大変さが垣間見れます
都会で遊ぶのも
ゲームで遊ぶのもっけこう
たまに自然に身を任せてほしいと思いました
 
でもこの長靴を見ると
中学生でも持ってるんだと感心
やはり西谷の子でした
なんかほっとした活動でした
 
最後に振り返り
採ってきた葉っぱの説明
通称「手紙の木」
タラヨウ
郵便局の木でもあります
裏側につめや硬いもので字を書くとそのまま残ります
手紙として使われたことも
お経が書かれたこともあるそうです
生徒が作った巨大ササ船
ハラン(バラン)で作られてました
乗ったら沈むで

 
今回の活動は初めてでしたが
大変楽しく
活動できました
生徒はどう?・・・ 
 
やはり中学生は
かなり大人
 
活動を通じ
西谷のすばらしさを少しでも感じてくれたら
思います
 
できたら来年も・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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