2016年9月30日金曜日

丸山湿原セミナー ご案内

丸山湿原エコミュージアム推進協議会主催

丸山湿原セミナーのご案内

 
丸山湿原の魅力と不思議が楽しめます
参加無料
難しい話はありません、大人も子供もお年寄りも
楽しめます
ぜひご参加を!

2016年9月26日月曜日

9月25日定期活動日 キノコの山

定期活動日4名の参加・ササ刈り少々・冬の保全計画下見

9月の雨でキノコの山に

シロオニタケ
 
 ムラサキアブラシメジモドキ?
 

ムラサキヤマドリタケ?

 キヌオオフクロタケ?
 
ダイダイイグチ?

アカイボカサタケ? 

ホウキタケの仲間?


 



 ヤマドリタケモドキ?

 
ツルニンジン(ジイソブ)
 
 キノコの山の紹介になってしまいました。名前は全くわかりません。図鑑を見てこれかなというのを適当につけています。絶対に信じないでください!
 キノコを同定できる人を尊敬いたします。
 今日の活動は、決してキノコ狩りではありません。が、まだまだわけのわからないキノコがあり面白いやら、恐ろしいやら・・・・・食用も多分ありそうですが・・・・・チャレンジできません!
しかも、ここは天然記念物ゾーンです。採取は禁止です。くれぐれもご用心を!
 
 さて、本日の目的です。冬場の活動になると思われますが、第2湿原の水の流れをコントロールし、全体を湿地に復元?再生?創造?出来ないかの下見です。水道に横木を置き流れを広範囲に変化できないかと。水量の問題はありますが、陸化している部分を湿地に・・・やってみなはれ・・・とうまくいくかは?です。ぜひご協力を。
 
 もう一つは、第2湿原の視点場から見える景色を確保する取り組みです。皆伐はしたものの、常緑の広葉樹が再萌芽して勢いを増しています。この再萌芽した木を刈り取るには、どれぐらいのマンパワーが必要なのか?
 人集めも含め、なんとかやって見ようということになりました。
 12月~2月までの活動になると思います。会員以外の方の応援もお願いいたします。
 詳細は後日。よろしくお願いいたします。
 

2016年9月24日土曜日

赤トンボ 

最も有名な赤トンボはアキアカネ

でも最も多いのはこいつ ナツアカネ

(玉瀬地内9月24日撮影)
ナツアカネ、オスは全身が真っ赤になる。
アキアカネは真っ赤にならない。


(玉瀬地内9月24日撮影)
昆虫はだいたいみんな毛深い
全てセンサーか?
 
 赤トンボの季節になりました。稲刈りも終盤を迎えつつあります。
 作詞:三木露風 作曲:山田耕作「夕焼け小焼けの赤とんぼ🎶」
のトンボはアキアカネといわれています。
 実は、アキアカネは全身真っ赤にはならいから面白い。
 そして、悲しいことにアキアカネは激減状態です。ネオニコチノイド系農薬が原因とも、乾田化が原因とも言われています。
 このナツアカネも数が減ってきているそうです。赤とんぼがいつまでも見られる環境であってほしいと思います。
 でも、虫はちょっとという人が多いのも現実。毛深い部分を紹介するともっと嫌がれるか?でも美しいと私は思います。
 
「とまぁ~ているの~は~電柵なのよ!」
イノシシ・鹿対策。
 

2016年9月17日土曜日

アズチグモ 面白い!訂正!昆虫ではありません。

メリケンカルガヤに白い物体

クモ?写真でクローズアップして大笑い

アズチグモ(玉瀬地内9月17日撮影)

何気なく見つけた白い物。触ると動く・・・クモ?

1㎝無し。

マクロ写真で撮ると大笑い!

ひょっとこの登場でした。

 

 「昆虫」はなぜこんなにユニークなんでしょう?これは人の感覚なんでしょうが、彼ら(彼女ら)は大まじめ。背中の穴は呼吸口?鼻?分からない・・・教えてください。

 調べてみるとアズチグモ。大きさ8mmぐらい。メス。オスはもっと小さく4mmぐらいで茶色。前の4本の足が発達していて、自分の3倍ぐらいの昆虫(蝶・蜂など)もキャッチするとか。カニグモ科。

 クモは昆虫ではありませんね・・・・・(9月21日訂正)

 ハナグモ同様花の近くで獲物を待ち伏せする。

 メリケンカルガヤに虫が頻繁に来るとは思えませんがね。

 ちなみに、メリケンカルガヤは要注意外来生物です

 アズチグモの名前は、安土蜘蛛と書いて「安土城」で見つかったからという説があるそうです。そして、よく見ると目の周りに赤いサングラスのような物が。

 仮面の忍者「赤影」の仮面はここから生まれたとか・・・そ・そ・そんな?よくわかってないんでしょうね。

2016年9月13日火曜日

最終回 キングギドラ!

キングギドラことキセルアザミ(9月11日撮影)

 
 雄蕊が出てきました。
花が咲き出すとここんな地味な感じに。
 
 
全体の姿も貧弱
やはり大きくなり過ぎたのでしょうか?

これは別の株の開花
この後茶色というかエンジというかなんとも言えない色に。
周りはサワヒヨドリ、ムカゴニンジン、
サワシロギク、ミソハギ、タムラソウの花畑。
 
 
 長いお付き合いありがとうございました。キングギドラシリーズは、今回をもって終了させていただきます。ちょっと中途半端ですいません。
 あんな力強い株があのような姿になるとは、私も思っていませんでした。しかし、一株で9つも花をつけるキセルアザミはなかなかは見ることができないと思います。
  ぜひ、丸山湿原のキセルアザミを観察してみてください。
 
 こんなキセルで煙草を吸うと、すぐに肺を痛めそうです。ご自愛を。

2016年9月10日土曜日

9月10日定期活動 発見丸山温泉!

定期活動日・10名の参加 秋らしい天気です。

アキノ味覚も出てきました。

入り口近くのイチョウの木にミツバアケビが
たくさん実をつけています。
食べごろがあるかも?

かなり高いところに開いた実が!木登り名人出動!
超ハイテク道具を駆使して約5mからゲット!

 
美しい木通(アケビ)の実。ゴチになりました。
まだちょっと若いですが・・・


ナツハゼも色付きゴチに・・・・好みですが・・・

 入場者ポストの点検。109名の方が石を入れてくれました。

 電気伝導度観測後、湿原内学術調査廃棄物除去。
まだまだ、塩ビパイプが残っています。
調査・研究される方、終わったあとはきれいに片づけましょう!
 
 第1湿原下、水路にはヒメタヌキモが。
やっぱり意識すれば見つけられます。
ぜひ観察してください!

第4湿原下、サワギキョウがまだ咲いていました。美しい!

 
まだ先には花がついています。
あと、1週間ぐらいは見られるでしょうか。

第2丸山温泉。名付けて「猪の湯」
イノシシの沼田場(ぬたば)です。
湿原見ながら一杯やっているのでしょうか?
 
 
 暑い一日でしたが、からっとして秋を思わせる陽気でした。湿原には、まだミミカキグサが各種咲いていました。しかし種を多くつけいよいよ秋の様相です。ホシクサ類(イヌノヒゲ)は全盛期。
 
 水量は少し回復しましたが、まだまだ出水口からはチョロチョロしか出ていません。雨が降っても、これまで乾燥していた山が吸い取ってしまうようです。これからどれほどの雨が降るのかわかりませんが、冬の水量が心配されます。

 やはり水量の少ない年は、水生(湿生)植物の開花数も少ないような気がします。

2016年9月9日金曜日

ツメレンゲ、それらしいところに出てます。

駅のホームの中(壁?)に

どこから種が来るのでしょう?(上でしょうね?)

 
いつも乗るJR武田尾。駅エントランスの石垣には5・6年前から生育を確認していました。
今日朝電車が来るまで時間が(3分ほど)あったので、ホームをきょろきょろ・・・えっこんなところにも・・・

 
以前は家の屋根瓦や、石垣に普通に出ていたとか。
岩場などに生える多肉植物。
 
 ツメレンゲは武庫川沿いに結構生育している。石垣や岩場など、なぜこんなところにという場所に見られる。そのため、掃除の時に一緒に処分されることもしばしばある。この個体はいつまで生きられるのだろうか?保護してもなかなか育てるのは難しいらしい。花を咲かせることができるのだろうか?
 ベンケイソウの仲間で、流行りの多肉植物である。
  株の「元気度」にもよるが、11月ごろクリスマスツリーのような花を咲かせる。
 ツメレンゲのレンゲの由来は、仏が座る蓮座のように葉が生えることによる。絶滅危惧種。
 
 また、クロツバメシジミ(蝶)の食草でもある。この植物がなくなればクロツバメシジミもピンチ(絶滅?)ということになる。しかし、必ずしもツメレンゲがあればクロツバメシジミがいるとは限らないのでご承知を。
  武田尾にクロツバメシジミがいるかどうかは不明。しかしマニアがよく来ていることは事実です。当然、クロツバメシジミも絶滅危惧種です。
 
 

2016年9月5日月曜日

チャーミングなキングギドラ

キングギドラ こんなにチャーミングに!

 
追いかけてきたキングギドラこと、キセルアザミ。
間もなく雄蕊が出てきます。雄蕊先熟・虫媒花。

雨が降ったのですが、見事耐えました。
花数は何と9!

最初に紹介した姿とはずいぶん変化。
1m20㎝ぐらいまで成長しました。


9月3日から近くでは稲刈りが始まりました。
予想した通り、灼熱の稲刈りです。
「日照りに不作なし」豊作です。
(玉瀬地内9月4日撮影)
 
 紹介してきたキセルアザミ、この時期が一番かわいい状態です。開花してしまうと意外に可愛くありません。
(あくまでも個人的感覚です。)
 開花姿まで報告します。

2016年9月3日土曜日

サワギキョウ・ヒメタヌキモ・ヒメタイコウチ

丸山湿原エコミュージアム主催

「丸山セミナー」の下調べ

ヒメタイコウチを探せ!

11月19日(土)開催予定の「丸山セミナー」。
講師をお願いしている中浜氏が、テーマのヒメタイコウチについて、ぜひ丸山での生息状況を確認したいと調査を行いました。
台風が近づく蒸し暑い中、約1時間半湿原内をはいずりまわりました。辛い辛いと思いながらも、その間に丸山で見たことのなかったタヌキモも見つけ、素晴らしい時間となりました。
 
今年は少なかったサワギキョウも第4湿原に結構咲いていました。これは例年より遅い開花です。


以前ミミカキグサ・タヌキモ科(食虫植物)で丸山に記録はあるが、見たことがないと言ったヒメタヌキモを発見
こんな風に生息しているとは思ってもいませんでした。はいずりまわらないと見つけることは不可能です。調査時のみのご褒美?
 
ヒメタイコウチはあきらめて帰ろうと思ったのですが、中浜氏が「もう10分いいですか」と。何か昆虫好き(オタク?失礼)独特の嗅覚が働いたようです。 


 
見事発見、丸山での生息環境等をしっかり確認できたようです。
 
 

 毎年「丸山湿原セミナー」を、環境保全・西谷の魅力発見の意味を込めて行っております。(丸山湿原エコミュージアム主催)
 今年は不思議な生活をおくるヒメタイコウチ(泳げない水生昆虫)と植物の講演を中浜氏と内田氏にお願いしております。
 11月19日(土)西谷夢プラザで行います。もちろん無料!誰でも参加できます。ご参加を!
 丸山湿原の「い・ろ・は」も、もちろん紹介いたします。