2017年4月29日土曜日

トリガタハンショウヅル開花

トリガタハンショウヅルが開花しました

(4月29日丸山湿原エリア)

つる植物のトリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)が開花しました
地味な花で、数が大変少ない
丸山湿原へ向かう歩道沿いに毎年見られる
 
花の色も緑ががった白なのでまず気づくことはない
見つけた人、拍手ものです
14府県でRDB記載
兵庫は記載なし、でもどこで見られるの?
 
「鳥形」と名前がつくとどこが鳥の形?
と考えてしまうが
これは最初に発見されたのが、高知の鳥形山(四国第2の名山)
で発見されたからとか
高知ならたぶんあの人が命名か?
半鐘は「火事だ火事だ」の半鐘
うん、これは納得
 
こんな風に咲いています
さあ!探してください
2・3日の花期かと・・・
 
ミヤマガマズミも咲き出しました
これからたくさん咲くと思います
 
ちょっと地味なところでは
ウラジロも面白い
 
湿原の花はもうしばらくお待ちください
 
山笑う季節ぜひ丸山湿原へお越しください
 

2017年4月26日水曜日

湿原駐車場付近に咲く花

ミツバアケビ(三葉木通)が咲き出した!

駐車場周辺で秋には実ります!

丸山湿原群入り口駐車場

(4月25日丸山湿原群入り口にて撮影)
ミツバアケビが咲き始めた
ゴヨウアケビ(五葉木通)もあるが、
断然ミツバアケビのほうがうまいらしい
昨年はフェンスの近くによく実った
 
ゴヨウアケビは淡いピンクの花を咲かせる
見分け方は、名前の通り三つ葉か五葉か
上の大きく開いた花が、雌花
下の丸まった花が雄花


葉の様子がよくわかる
虫媒花か風媒花かはよくわかっていないらしいが、
虫媒花説が有力
しかも自家不和合性
自身の株では受粉しない
秋の実はそれほど多くないことから
受粉率は意外に低いのかもしれない(私見)
 
よく似たものにムベ(郁子)がある
ムベの実は開かない
 
これは駐車場に咲いたツボスミレ
花は白く、葉は丸みを帯びている
 

こちらは水路側のウリカエデ
雌雄別株ということだが
人にLGBTがあるように
性転換することがあるようだ
よくわからないが・・・・
これが雄株か雌株かは確認していない
 
 
しかし、植物など自然界の生き物は戦略的であるに違いない
魚類もよく性転換する
効率よく子孫を残すためか?
それを排除もしない、必要だから
これが多様性ではないだろうか?
人は・・・
哲学的になりました

 幹は緑色
たて縞模様が入ります
駐車場でよく目立ちます

2017年4月23日日曜日

遊歩道のササ刈り・定期活動

8名で活動 今日は以前より気になっていた、

入り口付近の歩道のササ刈りをしました。

機械は使わず、手作業で
行いました。
コバノミツバツツジが和ませてくれます。
 
 
すっきりした、竹ポスト付近。
この付近から、駐車場方面へ下っていきました。
 
 
刈り取り前の様子
この付近には、ツチアケビやツクバキンモンソウが出ます。
 
 
どんどん進んでいきます
 
とてもすっきりしました。
陽光がよく入り、草本類がたくさん芽を出すと思います。
ご苦労様でした。
(実は本日 私、所要ありで参加で来てません。申し訳ない!)


2017年4月19日水曜日

サナエトンボ羽化

年越しではなく、ヤゴから羽化したトンボの最初

タベサナエ登場!

(4月19日玉瀬地内で撮影)
羽化したてのトンボは目が濁っている
川など流れのある水域のトンボというがため池にも産卵
成虫になるまで2年以上かかるらし
オニヤンマは5年と言われる
目が真ん中で分かれているのはサナエの特徴の一つ
 
よく似たトンボに、フタスジサナエ・オグマサナエがいる
違いは横の筋模様の本数や長さ
方の部分の模様など
ここではこの3種がほぼ同時期に見られる
 
全て、RDB記載種というから・・・

トンボは捕獲によって絶滅することはまずない
環境破壊が原因
トンボの棲める環境が続くことを願います
 

2017年4月16日日曜日

いっきに春爛漫!

やっと暖かい日がつづいています

いっきに花が咲き出しました。メダカも、キジも!

春~!

(4月14日玉瀬地内で撮影)
遅れていたショウジョウバカマが一斉に咲き出しました
暖かいので花期は短いかも?

ニオイタチツボスミレ間違いなし!濃い紫色。
花を嗅ぐとバイオレットの芳香が・・・しました?

ミツバツチグリ
黄色が目に痛いほど。
昔からの田んぼの畔で、どこでも見られます。
圃場整備後の畔は・・・?生えてこい!

今年は遅かったが、やたらに花の多いシュンラン

芽を出したイシモチソウ
食虫植物。
右の株は、もう何やら小さな甲虫をキャッチか?
5月に白い花を咲かせます。
丸山にもあります。視点場から見えるか?
視点場左奥にあります。20㎝あるかないか。(開花時)
これは約3㎝。
 
ササの先の黒い物体 なに?
実は奇妙な生活を送るツチハンミョウの一齢幼虫の塊。
ひたすら、昆虫が止まってくれるのを待つ。
止まった昆虫にしがみつき、寄生先に。
ただ、ハナバチの場合のみ生き残れる。
 
ハナバチの巣に寄生する。
4000もの幼虫から何匹生き残るのか?
雨が降ったら全滅!
「道教え」のハンミョウとは別種。
 
(これだけ4月8日撮影上の個体とは別物 幼虫では4日の命らしい)
アップ
ダメな人はあまり見ないで・・・でもスゴイ!

すぐ近くにはハナバチの巣
でも、そううまくいかないのが世の中か?
ハナバチは進入を許すと(自分で持ち込むのだが)
幼虫を食べられてしまう!

近くではワラビが頭を持ち上げていました。

なんの画像か分からない?
よく見てメダカです。(クリックして!)
 
最近聞いたのですが、神奈川県ではメダカほぼ全滅状態とか。
キタメダカ・ミナミメダカに最近分類されました。
関西は当然ミナミメダカ。
さらに水系によってまたDNAが違う。うーん・うーん。熱が・・・
 
DNAはスゴイ!が意味があるかよくわからない?
種の保存としては意味あるでしょうね。
アマガエルも分かれた見たい。
見た目では全くわからない・・・。

こちらは、ご機嫌さんのキジ。
ケーン・ケーンと鳴いてます。
猟友会が放鳥しているというから面白い。
キジも鳴かずば撃たれまい!

2017年4月8日土曜日

4月8日定期活動

4月8日定期活動・基礎調査・外来種除去・観察

一気に花が咲き出しました

宝塚市広報の取材あり 

天気悪く4名で活動

(内1名 市広報担当・・・若手のホープ?23歳)

スミレがいたるところで咲き出しました
タチツボスミレ(立坪菫)
坪は庭のこと、つまりどこにでもある菫という意味らしい
田舎に行くと確かにどこにでも咲いている
よく似たものにニオイタチツボスミレがある
 
こちらはシハイスミレ(紫背菫)
山間部によく咲く
雑木林の中に可愛く咲く、小さい
紫背菫は葉の裏が紫色からの命名らしい
しかし、葉が全く見当たらず花だけ先に咲く個体も多い
 
コバノミツバツツジも咲き出した
名前はそのまんま
写真左にピンボケの葉が確認できます
里山を代表する春の花です
 
 
タムシバの花びら
木をゆすると雪のように降ってきました
花散らしの会員がいたようです
 
今年は裏年かと思いましたが
この3日ほどで、驚くほどのタムシバが開花しました
山に白い塊がたくさん見られます
当たり年です
ぜひ西谷にお越しください
見頃はあと1週間ぐらいかな?
2週間は無理でしょう!
 
これはタムシバの花サック
ユキヤナギのようなフワフワの毛を持った
花カバーを持っています(カバー自体は固い)
霜などから花を守ります
これが割れて中から真っ白な花を咲かせます
 
こちらは森の掃除屋さん
大ゴキブリの若い個体
大人になると3~4㎝になる
結構かわいい
皆さん、ゴキブリというと「キャーッ!」
と声が聞こえてきそうですが
この子は動きもゆっくり
伊丹の昆虫館でも人気者とのこと
宝塚市広報さんに写真取らない?と聞くと
「クレームがでるかも」との答え
生物多様性とは?と思うのですが・・・
 
トリガタハンショウヅルも花芽をつけました
4月末から5月初旬の開花
 
新兵器①デビュー
ハンディータイプの優れもの
水温・電気伝導度・日時他同時に計測できます
もちろんログは1000ログまで記録OK
 
新兵器②デビュー
コンパクトタイプのPH計
これまでPHは計測していませんでした
今回から記録します
これは記録はできませんが
気温がすぐ測れます
 
最後に、駐車場横倉庫付近にお供え物
だったらいいのですが・・・
 
93年11月9日賞味期限の「べに花オイル」2本
期限切れの小麦粉・ポン酢
どうゆうこと?
 
やはりこの場所には、何か良からぬことをしに来る
輩がいるのでしょうか
特に車にまつわる輩が廃棄物を捨てて行く
荷物を処分するその車はいったい・・・
悲しいことです
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2017年4月4日火曜日

タムシバがやっと・・・

やっと咲き出したタムシバ・・・今年は少ないか、裏年?

(玉瀬地内4月4日撮影)

玉瀬の最高峰 古宝山
雨の神が祭ってある
雨乞いは毎年している
 
とにかく雨の少ない地域です
そのためため池が多数存在します
 
今日初めて白花(タムシバ)を見つけた
多い年は山が白く見えるように咲く(コブシと混同)
右の山(八王子山)の間の白い点
 
約10メートルの高木に咲く
(これはうちの田んぼの山際の個体 1本だけある)
モクレンの仲間 
遠い花は見つけやすいが、近くは見つけにくい
この個体も見上げてやっと気が付いた
 
高いところに咲くので身近に見るのは困難
コブシとの見分け方は雌しべと葉の形などというが
落ちた花ではわからない(花びらで落下)
比較的高いところ(標高)にあればタムシバでいいらしい
西谷に咲いていればタムシバ
昨年はたくさん咲いた
今年は遅いうえに裏年かもしれない
 
こちらは、 前回も紹介したシュンラン
まだ完全には開花しません
本当に遅い春です
一気に夏日がやってきたりして・・・
 

日陰の株はまだこの状態
丸山の開花も遅くなると思われます
  
田んぼの畔に咲くミツバツチグリも今年初見
暖かければ一気に咲き出します
 
ムラサキサギゴケはずいぶん前から咲いていました
苔と名がついていますが草本です
白花もあります
 
今日もこんなことをやっていました
この作業は、今日で完了
さてどんな植物が出てくるでしょうか?
楽しみです
 
すいません、丸山湿原ではありませんので悪しからず

 

2017年4月2日日曜日

やっと春?でも霜降りてます!

春がやってきたような、来てないような?

ツバメ飛来!ショウジョウバカマ開花!

シュンランは明日咲く?

(全て玉瀬地内4月2日撮影)

遅れていたショウジョウバカマ(猩々袴)がやっと咲き出しました
この子は白花
 
同じくショウジョウバカマ、ややムラサキっぽい
 
 
この子が1番ノーマルなムラサキか
ショウジョウバカマは個体変異(色)が多い植物
姿から間違えることはないが
いままで猩々緋と言われるほどの
赤い個体を見たことがない
 
猩々は能にも出てくる伝説の生き物
ここから名前をとったとか
オランウータンの和名でもある
キリンと同じに客寄せのために付けられた名前か?
 
こちらは同じ赤(まだあんまり赤くない)
緋毛氈から付けられたモウセンゴケ
そろそろ活動を開始のようだ
 
 
これはモウセンゴケの横(中にも)に顔を出したウメバチソウ
晩秋の花が今から準備開始!
 
 
シュンランは(春蘭)まだ花を見ず
日当たりのよい個体のみ、明日開花?
 

私んちの池周り
こういう湿原管理もありと思うがどうでしょう
批判は覚悟の投稿です