2016年10月4日火曜日

9月25日のつづき!

ウメバチソウ 開花 1日目 飾り雄しべに注目!
 


ミヤマガマズミの実 野鳥の好物

 


ウメモドキの実 野鳥の好物

 

クロマルエンマコガネ
 
コウヤボウキの蜜を吸うキンケハラナガツチバチ?
 
遅くなりましたが、9月末の活動で観察できた植物と昆虫です。
 湿原までの道はきのこの山。枯れかけたキノコには、腐ったものや、糞が大好きな甲虫クロマルエンマコガネが。センチコガネと同じ糞虫。よく見るとかっこいい。
 センチコガネは、糞の中によくいるが、美しい。
 
 キンケハラナガツチバチ?は普通にいるはずなのになかなか気づかない。アシナガバチとよく似ているが、土の中に巣を作る。だからツチバチ。幼虫は土中の甲虫の幼虫を食べるらしい。(親が運ぶ?)
 ということは、糞虫の幼虫はこの蜂のエサということに。うーん世界はワンダーランドだ!
 すいません、寄生蜂でした。コガネムシの幼虫に卵を産み付けるようです。(10月5日訂正)だから、巣を作りません。土の中の幼虫を探すのか?すげー!
 
 赤いミヤマガマズミの実や、ウメモドキの実は鳥のエサに。これも植物の戦略。赤く目立つことによって鳥に見つけられる。そして種のみ糞とともにばらまかれる。(もっと複雑な仕掛けもあるそうな・・・)
 
 ウメバチソウは、雄しべに見えて雄しべではない飾り雄しべがたくさん。しかも美しくよく目立つ。
 キキョウの時に説明した雄しべ先熟の達人。雄しべは1日1本づつ広がる。5本の雄しべを持つ。この不思議は次回に。
 
 
 
 
 
 

1 件のコメント:

番人 さんのコメント...

キンケハラナガツチバチは寄生蜂でした。土の中の甲虫の幼虫(芋虫)に卵を産み付けるようです。一般的には益虫といわれるようです。益虫と害虫の区別は難しいな。