2016年10月22日土曜日

10月21日小学校3年生環境学習 生徒が見つけた宝石 卵?虫こぶ(虫えい)です!

卵見つけた!何の卵? 小学生3年生の質問にたじたじ!

卵のようだが卵ではないような・・・虫こぶ(虫えい)か? 

 虫こぶと言えば
エゴノネコノアシ・コナラメイガフシ・コナラメリンゴフシ
がよく知るところだが(あまり知らないか?)。
 
 
たいがいはあまり美しいとは言えない。ところがこれは美しい。
昆虫の産みたての卵と考えるのが自然。
しかしよくぞ見つけた小3生!未来のファーブルに拍手!

 
その場では小学生に、明確な答えは言えなかったらしい。当然です。しかし!これを虫こぶではないかと考えたガイドさん。
素晴らしい。
 
画像で調べてみたところ、
ナラハヒラタマルタマフシと同定しました。
 
そもそも、虫こぶ(虫えい)とは?
ハチやダニなどの昆虫が葉に卵を産み付けると、
なぜか植え付けられた木がその虫の幼虫のためにベッドを作ってやるという摩訶不思議な現象です。
何か木にメリットがあるのでしょうか?
害をその部分だけで食い止める?リンパ腺のような働きか?
想像は膨らみます。
 
名前にはルールがあって、最初に産み付けられた植物と場所。次に形状そして最後にフシをつけるそうな。
 
今回の虫こぶの場合は、コナラですが、ナラの葉+ヒラタ(最初は平だそうです)+丸い玉+フシとなるようです。
あーしんど。これは覚えやすそうで覚えられない。
 
間もなく玉のまま落下して、来年の春成虫になるそうな。
この昆虫の名は!なんと!
 
ナラハヒラタマルタマバチ
 
虫こぶの名前が先につき、
後からハチに名前がついた気がします。
 
タマバチ・ナラタマバチ族 の一種だそうで、
どんなハチなのかよくわかりません。とても小さなハチ。
 
 
 
 
ツルニンジンは終わり種へと・・・
 
 
 
ヤブムラサキの実
 
小学生の活動画像はありませんあしからず。
手が足りなかったみたいです。ご苦労様でした。
 
(丸山第2湿原これだけ10月22日撮影) 
ウメバチソウ最盛期を迎えております。
 

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