2018年2月16日金曜日

西谷小学校3年生 環境学習 最終回 

2月16日(金)環境学習 最終回!
今回は保全作業学習
なかなか頑張りました
バッチリご褒美が・・・人から、神から
 
今回は作業学習
キャリア教育にもつながればいいのですが 
 
先日から刈りとったヌマガヤやススキ(カヤ類)
湿原外へ移動してもらいます
湿原内に残すと肥料化し
湿原内の富栄養が進みます
変な話ですが
湿原の植物は
栄養が少ない(貧栄養)だからこそ生きていけます
棲み分けです
とっても大事な作業
大人顔負けの作業ペースで
とっても助かりました

 こちらはノコギリ班
小学校3年生にのノコギリは・・・という意見もありましたが
西谷の子は大丈夫
先日の作業さながら大活躍
木を切るのは太陽の光がよく当たるように
学校に植えてある木は切らないように気をつけよう
 
張り切りすぎて
尻もち?
大人?
実は私、所要で参加できてません
(行ったように書いてます)
 
湿原エリアは
乾いているような場所でも
結構水が滲みだしてきています
ヌマガヤは湿生植物です!
バスの乗車拒否にあわないよう祈ります
 
こないだのおじさんは
完全水没でしたが・・・
 

作業の後の湿原観察
ニホンアカガエルの卵塊を確認していると
なんと、カスサンショウウオの卵塊を子どもが発見!
事前学習してきたか
よくぞ見つけた!気づいた!
知らないと見過ごしてしまいます
素晴らしい
昨日はいくら探しても見つからなかった
子どものの眼?
年よりの眼?
くやしいな!
 
で、なんでカスミちゃんの卵塊画像 
な~い~の~???
 
画像からは、大人のほうが喜んでいるように見えます
 
ぜひ興味・関心を持って何事にもとりくんでほしい
新しい発見・気づきには
驚きと・喜び・達成感
必ずあります
生きる力につながる
 
本日は参加された保護者も含め
ありがとうございました
 
今後もよろしくお願いいたします
 
以下本日のレポート紹介します
 
 

 今年度最後の西谷小学校3年生の環境学習は
生徒12名と引率の先生、役員4名が参加
本会から3名(岩崎、水田、辰己)で対応しました
 9月30分に駐車場に集合し
本日の作業方法等の説明の後、第1湿原に向かう
天気は晴天だが
まだ寒く観察できる草花や虫たちは見られない
作業は、ヌマガヤ、ススキ等草刈りされたものを
湿原外に搬出するグループと
倒木をノコギリで処理するクループの
2つに別れ作業してもらいました
 
思っていた以上に作業が進み
湿原上部の刈り取った草は殆ど
湿原外に搬出できました
1030分頃作業は終了しました
 
何時もは湿原内には入れないが
ご褒美として
水路内のニホンアカガエルの卵塊を観察しました
カリフラワーの形をした5、6個の卵塊
水の中に手を入れ直に触ってみる生徒いました
(フニョフニョ、ヌルヌル)
 
一人の生徒が
カスミサンショウウオの卵塊を一つ見つける
これぞ神様からのご褒美
「う○こ」の形
「ヘビ見たい」など皆でワイワイガヤガヤ
少々興奮気味になりました(私も含め)
昨日の下見の時は見られなかったもので、大収穫した
 
他に刈り取ったヌマガヤで、長いストローを作り
水溜まりで「ブクブク」実験
帰り道では、キクバヤマボクチのタネ
ウヤボウキのタネで
パラシュートにして飛ばす実験をしました
(正確には両種とも実です)
 
また、各自、お気に入りを拾い駐車場まで持ち帰って
皆さんに披露しました
大きい葉のホウノキ、赤い実を付けたソヨゴ
マツボックリ、コウヤボウキ、ササの葉についた
正体不明のもの
「虫のしわざ」とおぼしきものなどがありました
 
一年間の環境学習終了の挨拶後
「阪急田園バス」に乗り込み見送りました
一年間(座学1回・フィールド3回)
楽しい思い出となりました
                                                                                             (水田光雄)

 
 
 

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