里山とは人がかかわり続けることによって維持される。
お米(稲・水田)は、人工的に作りつづけるもの。
いわば人工物だ!
(玉瀬地内8月7日撮影)
稲がちょうど出穂期(しゅっすいき)を迎えている。
いや正確には品種によるが、過ぎているものも多い。(コシヒカリなど)
上の画像は、田植えを少し遅らせて栽培している田んぼ。
ちょうど出穂・開花期に当たる。
イネは積算温度、植えてから(種まきから?)の気温の蓄積で収穫期が決まる。コシヒカリで、出穂後約1000度で実が80パーセント熟すといわれている。刈り取り適期だ。
暑い年・寒い年いろいろだが40日前後か?
今年は暑い。
早く植えた田んぼはおそらく、9月初めからの収穫か?真夏に収穫みたいになる。秋の収穫は昔のこと・・・・・
イネの花 (玉瀬地内8月7日撮影)
イネの花を知っている人も多いと思うが、イネ(栽培種)は自家受粉のスペシャリスト。多様性を頑として拒み続ける植物である。多様性は必要ない。だからコシヒカリはいつまでたってもコシヒカリ。キヌヒカリはキヌヒカリのままである。
知らぬ間に混ざった米を売ると偽装表示になってしまう。
知らぬ間に混ざった米を売ると偽装表示になってしまう。
つまり雑種(交雑)は自然界でめったに起きないということだ。
その秘密が写真の花。
花に見えるが、じつは雄蕊(おしべ)だ。この雄蕊は殻の中で受粉をしてから外に出てきている。雌蕊(めしべ)は殻の中。まさしく「箱入り」ならぬ「殻入り」。
花に見えるが、じつは雄蕊(おしべ)だ。この雄蕊は殻の中で受粉をしてから外に出てきている。雌蕊(めしべ)は殻の中。まさしく「箱入り」ならぬ「殻入り」。
でも出来ちゃうんだよなー。まさしく自家受粉のスペシャリストなのだ。
だからすぐ隣でもち米を作ろうが、別の品種を作ろうが、わざと混入するか種籾の中に混ざっていない限り、単一米になる。(単一米の表現をこういう形で使うのは正しい?)
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