唐辛子?ソーセージ?明太子?
いやいや腐生植物ツチアケビの実!
(8月14日丸山で撮影)
こんなものが自然に生えるなんて!
腐生植物ツチアケビの実だ。
会報に何度か登場するが、ナラ菌と共生する腐生植物。
葉を持たず光合成をせず成長する。寄生し栄養をもらう。しかも大きい。この株で50センチぐらい。そしてラン科というからあまりにもイメージが違う。
初めて見たときはてっきり、唐辛子が捨てられていると思った。アケビには見えないと思うのだが。タコソーセージを想像する人も多いらしい。明太子?
酒につけて薬用酒になるとか。(滋養強壮・・・科学的根拠なし)
インパクトが強いのか人気がある。ついつい取り上げてしまう植物だ。ナラタケが生えそうな森(人工林でも)には結構出る。しかし、目立ちそうで目立たない。なぜ?
2 件のコメント:
いつもブログ更新ありがとうございます。
ツチアケビは色々な感想が有り、面白い植物です。
ところで、「腐生植物」という用語は古い用語です。
私も古い人間で、腐生植物と習いました。
今はこの用語に当たるものは「菌従属栄養植物」と言われています。
この研究のスペシャリストはは神戸大学の末次先生です。
今年、所属同好会の総会時の外部講師講演にお呼びしてお話をお聞きしました。
http://cse.ffpri.affrc.go.jp/akema/public/mycorrhiza/mycohetero.html
水田光雄
ありがとうございます。勉強になります。なるほどとは思いますが、腐生植物のほうがイメージ的に合うなー。「寄生植物」とのからみも分かりづらいですね。光合成するかしないか・・・ですね。寄生植物の中に「菌従属栄養植物」がある。と理解ですね。
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