2016年8月1日月曜日

仲間! タヌキモ科 食虫植物

 

 ミミカキグサ(7月24日撮影)

 
ホザキノミミカキグサ(7月24日撮影)
 


ムラサキミミカキグサ(7月24日撮影)

 
イヌタヌキモ(玉瀬地内2011年7月24日撮影)
 

 会報108号に紹介したミミカキグサ3種(上3つ)。 タヌキモ科と書いたがモ(藻)のようには見えない。
 モ(藻)のように見えるイヌタヌキモ【犬狸藻】(一番下)。丸山にはないが、一番見つけやすいタヌキモ類だ。しかしこれも環境省RDB準絶滅危惧種。
 イヌタヌキモは根がなく水面(水中)に浮いて生活する。食虫食物なので貧栄養であることが基本。ガガブタと同じような条件でないと見られない。しかし水田の溝などにも見られ特殊な進化(適応?)をしている。
 名前はふさふさした葉(藻に見える部分)がタヌキの尻尾に見えるからだそうだ。じゃあイヌは?役に立たない植物、どこにでもある植物によくついているような?どうでしょう?牧野富太郎さん命名かな?
 小型のヒメタヌキモ(県RDB Bランク)が丸山湿原にあるらしいが私は確認したことがない。ヒメタヌキモはめったに花を咲かせない。花が咲くと白色が多い(関東では黄色)。やはり根はないが水中に固着して生活する。西谷には少数のため池に生息。
 名はヒメ(姫)の通り葉はふさふさしておらず、か弱い感じを受ける。ゴージャスではない。




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