2024年9月11日水曜日

9月7日(土)ガイド研修ツアー

遅ればせながらガイド研修ツアーの報告
9月7日土曜日 岡山県新見市「鯉が窪湿原」へ
植生はよく似ていますが、高層湿原(標高530mぐらい?)
泥炭は微妙な感じ・・・池に沈んでいるとか・・・
鯉が窪湿原は奥備中の
重要な水利として整備されたため池の池頭に発達
こわいこわい
鯉がウジャウジャ
それで「鯉が窪池」
ちゃうんです
池の形が鯉に似ていることから
もともと
谷湿地を
江戸前期にため池に
そのころは
広大な湿地と同時に
水田もあったようです
その後
安政時代に大掛かりな改修
さらに近代に入り
2度築堤のかさ上げがされたようです
かなり荒れていたところを
再生事業も実施されたようです
昭和55年に湿原として国の天然記念物指定
どこかの湿原とよく似ています
そこは県やけどね
ガイドは
水上さん
どこから見ても猟師ですが
ガイドの服のようです
でも、猟師さんでした
豚コレラも無く
篠山方面へ肉を出荷されているようです
湿原(池の一番奥)までに
アキノギンリョウソウ(ギンリョウソウモドキ)が
たくさん
イチヤクソウもやたらにたくさんありました
湿原
ここならではの物
ビッチュウフウロ
群落として残っているのはここだけ?
花びらの模様が特徴的
後はゲンノショウコそっくりです
うちと同じように
ただの草原
とっても親しみがわきました
シラヒゲソウ
これも丸山にはない!
ただし
ウメバチソウは出ないようです
同じ仲間
葉っぱの数は多いが
ウメバチソウとよく似た葉でした
これも見たかったのですが
開花前
ミコシギク
この個体は
花が2つ同じ花茎から咲くそうで
珍しいと言っておられました
マーガレットにそっくりだそうで
知らない人は完全スルー
ハッチョウトンボが
いなくなってるようです
復活プロジェクト実施中

地元の中学校や保護者が
定期的に活動
地域の誇りとなっていると言われてました
素晴らしい
大きい池ですので
水が無いということはありませんが
例年より相当水位が低いとのこと
池頭の水位はピンチ
岡山と西谷は気候がよく似ています
最後に記念写真
池の一番奥が
湿原のメインです

水上さん(ガイド)は大変明確で
地域の話
文化の話
今年の米の価格についてなど
飽きることないガイドをしてくださいました
ありがとうございます

ちなみに、近くの
「道の駅鯉が窪」のオーナーでもありました
特に割引はなし
当たり前ですが・・・

丸山より少し富栄養な湿原かなという印象
国の天然記念物なので
周辺山林の伐採がうるさいそうです
頭硬いですね
湿原再生の研究読めば
すぐわかるのに・・・

丸山は
里山としての天然記念物
人の関わりが重要
素晴らしい
もう少し頑張らないと
と思いました

皆さん
ガイドも
しっかりできるようになりましょう!


















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