2017年3月8日水曜日

西谷小学校環境学習

3月7日(火)西谷小学校 3年 環境学習 ガイド(今年度最終回)
毎年行っている環境学習
今年度は天候が影響たびたび日時変更
しかし4回やり切りました
子供たちは何を感じ未来につなげてくれるのでしょうか
今回は湿原保全活動体験です
先日刈り取られた湿原内のササやヌマガヤなどを
湿原の外に運び出します
 
やはり西谷っ子、かなり慣れた感じで張り切ってます
充実感・達成感も味わえた!
大きな玉切りされたコナラを運んだ児童もいたとか
頼もしいかぎりです 将来シイタケ栽培をぜひ
 
僅か1時間ほどの体験活動でしたが
保全の意義や西谷の素晴らしさを感じたでしょう
 
体験の後は、木や虫の話に聞き入ります
途中雪も降り山里(西谷)らしい一日でした
 
以下ガイドした水田副代表の報告を掲載します
 

西谷小学校3年生環境学習

3月7日()9時半から11時半
 今年度、第4回目(最終回)の環境学習は丸山湿原の第1湿原で行いました。本会からは、岩崎会員、辰巳会員、水田会員の3名が担当しました。参加者は、生徒14名、先生他3名です(途中、校長先生参加)。先日から森林組会の作業で樹木伐採と下草刈りが行われており、生徒たちは主に、下草刈りされたススキやササ類を一段上の林道脇へ付近まで運ぶ作業をしてもらいました。また、力持ちの生徒は伐採された樹木を湿原の上部に運びました。正味の作業は1時間程で、途中休憩時間を兼ね保全作業の重要性について説明を行いました。
 作業終了後は、湿地内の水溜まりへ移動し、カスミサンショウウオの卵塊を観察しました。卵塊を手ですくい、中にいる当該サンショウウオの幼体を参加者全員に見てもらいました。手で直に触って見たいと言う生徒もおり、卵塊を順番に直に触ってもらいました。フニャフニャしている、ヌルヌルしている、気持ち悪い、幼体を見て可愛いと言う色んな意見が飛び合いました。
 道中では、時期的に花や虫類は見られなく、オオカマキリの卵塊、クスサンの繭(スカシダワラ)やヤママユの繭の抜け殻、一番大きい落ち葉のホオノキ、トゲトゲのネズミサシ、松ぼっくりでは、アカマツ、スギ、ヒメヤシャブシの球果を拾いました。朽ち木に生えるカラワタケ(3種類)も観察。最後の方で、ヤブツバキの赤い花が2輪開花していたのは参加者の目を引きました。
 今回の学習会は、天候の関係で2回中止になりました。当日は、作業中に一時、小雪舞う寒い日でしたが、けが人もなく無事終了することができました。新年度も新3年生をこの丸山湿原で環境学習を行いたい旨、校長先生から申し出がありました。
 
ご苦労様でした。

 
 
 

 
 
 
 

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