2016年12月5日月曜日

アカトンボ やっぱり昆虫は不思議

アカトンボ類まだ頑張っています!

(12月4日玉瀬地内で撮影)
さすがに12月、霜も降りてトンボはだめかと思っていたら
フラフラとあまり元気なく飛ぶ姿が
 
止まった個体を観察
ナツアカネのメスと思われます
よく見ると、頭の後ろがちぎれています
メスはちょくちょくオス(特に頭)を食べてしまい
頭のないオスと飛んでいることがありますが・・・
メスは?
 
実はメスの後頭部?ちぎれはよくあること
オスとの連結産卵と関係があります
 
オスは尻尾の先に
メスの頭を後ろから捕まえるための付属器を持っています
他のオスからメスをとられないように連結するためです
モテモテ?のメスは何度も多くのオスに
捕まえられるのでちぎれてしまう
 
これはDVではありませんのでご承知を
見る側は、ついつい何に食べられたの?
と思ってしまいますね
(12月4日玉瀬地内で撮影)
これは画像がよくわかりませんが
連結産卵中のキトンボ
周りには、すきを狙うオスが数匹飛んでいました
いつまで頑張るの?
 
トンボは調べると不思議がいっぱいです
いや昆虫は
いや生き物は・・・・・

(12月4日玉瀬地内で撮影)
れは、ネザサ
霜で枯れ始めました
大きくなると邪魔で毎年刈り取りますが
この時期はなぜか美しい
 
 有馬(ありま)山 猪名(ゐな)の笹原 風吹けば
     いでそよ人を 忘れやはする
 (大弐三位  紫式部の娘  百人一首 )
 
この笹原のササはネザサと言われています
ついでに 猪名は猪名川
今の川西・尼崎・伊丹周辺を指すとか
平安時代・海はもっと近かったでしょうね
 


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