6月30日 久しぶりに第5湿原を覗いてきました
遷移が進んでいますが
ハッチョウトンボやミミカキグサ・サギソウらしき芽
ノハナショウブも確認できました
(今回カメラのバッテリー切れのため、安いスマホ画像になります)
山の上のようなところにある第5湿原です
表層を流れる水が少なく乾燥化が進んでいます
湿原としては最終段階?(自然遷移)
以前、復元を試み作業しましたが
思ったほどうまくいかずとん挫
しかし、水の供給はまだあるらしく、
思ったほど木本類の侵入はありません
でも、湿原にはみえないか?
ノハナショウブが点々と咲いていました
やはり水はあるのでしょう
イノシシのヌタバ(お風呂?みたいなもの)
イノシシは水のある泥のようなところで体をこすりつけます
掘り下げられた部分には水溜まりが・・・
地下水位はかなり高い部分にあるようです
そのヌタバ付近には、ミミカキグサが開花
第1湿原でも開花が始まっています
見にくいですが、ハッチョウトンボもいました
ヤゴが生息できる水位が確保されているということです
使用後のヌタバにはサギソウ?の芽らしきものも
イノシシの攪乱も役に立っているのでしょう
ヌタバは新しいものと古いものがありました
古いものには湿原の植物(植生の回復?)が生えていました
湿原下流の深掘れ
1m以上の高さです
下は基盤がむき出し
おそらく流紋岩だと思います
想像ですが・・・(凝灰岩か?)
掘れている土の壁を確認してみると
シルトではありませんでした
真砂土(マサ土)のようでした(自信なし!)
網引湿原がこのタイプの湿原です(大阪層群)
有馬層群(丸山湿原の地層)は非常に複雑だそうで
未知の領域も多いとか
ひょっとすると
第5湿原は成り立ちが違う湿原かもしれません
谷も違うところにあります
多様性が高いとは言えませんが面白いです
お暇な方は覗いてください
西谷地域に熊の出没情報あり
くれぐれもご注意を
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