開催 丸山湿原セミナーin西谷中学校
参加者限定ですいません・・・
西谷中学校で丸山湿原セミナーを実施しました
小学校3年で丸山湿原を利用した、環境学習を実施
その後のつながりをどう作るのかが課題でした
今回、九里(くのり)校長先生のご協力で
中学校でも実施することができました
感謝です!
丸山湿原や、ため池、農地がテーマ
最後は、代表生徒を交えたパネルディスカッションを行いました
玄関には歓迎の看板
丸山湿原群保全の会が
保存の会となっていました
知名度の低さに気合を入れました
私も家に帰ってから写真をみて気づいたのですが・・・
しょんぼり
よくある間違いです・・・せめるようですいません
なんと小学校の4・5・6年生も参加してくれました
水田さんは3年生の時環境学習で顔見知り
憶えてくれていた子もいて嬉しそうでした
大人も入れると
総勢100人を超えるセミナーに
最初は水田さんから西谷のため池の現状を
希少植物の観点からお話されました
ちょっと話がマニアックで
小学生には???の部分も
でもな何か記憶に残ればOK
自分の家が持っている池があるのですから
メインゲスト
内田さん
「農地は生物多様性が高い生態系」
西谷の田んぼの畔などが
日本でも稀有な場所であることを説明していただきました
都市近郊でこれほど多様な生態系は全国を探しても
本当に少ないそうです
西谷地域はは環境省による
重要里地里山に指定されています
もちろん丸山湿原も
重要湿地に指定
これだけでも西谷のすごいところがわかります
小学生の参加はここまで
10分の休憩後
中学生と講師によるパネルディスカッションです
6名の中学生(パネラー)を交え
「西谷の自然は本当に魅力的?」
という逆説的なテーマを設定しました
今回のセミナーは植物がメイン
「植物・自然に興味がある人?」の質問に
パネラーを含むほとんどの生徒が
「ありません!」
期待通りの返事が返ってきました
「町に出たとき西谷が好きと言えますか?」
の質問にはパネラーは「好きです」と
「じゃどんなところが好きで自慢できる?」
の質問には
「自然」
????????
そうなんです漠然とした自然なんです
「虫の嫌いな人・世の中からいなくなってほしい人」
の質問にも10人ぐらいの人が手を上げました
納得
正直な答えだと思いました
講師から虫がいなくなれば人類もきっと滅亡すると
これが生物多様性の意味なんですが
なかなか難しいですね
十分な説明議論はできませんでしたが
少しでも西谷の魅力(自然)を
具体的に理解できるようになってほしいものです
自然や大切なものは
気づかないうちに消えてしまいます
気づかない・興味関心を持たないこと
それが一番悲しいことだと思います
人でも同じではないでしょうか
隣の人に、身近な人に
興味関心を持たない
気持ちを気づかない
とっても怖いことではないでしょうか
生物多様性は我々にいろんなことを教えてくれます
少しでも気づきに結びつくセミナーになれたかなと思います
皆さんありがとうございました
このような機会を与えていただきありがとうございました